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storyある若⼿社員の成⻑ストーリー
全ての経験が
今の自分を形成している

大枝 明弘OEDA AKIHIRO

建築部 2011年入社
専門学校で建築を専攻、2級建築士の資格を取得した後、2011年に重藤組に新卒入社。入社4年目で商業店舗新築工事の現場所長を任される。
現在は1億円規模の現場所長を担うほどの成長を遂げた大枝が重藤組で歩んだ軌跡とは。

実際にやりながら学ぶ
そのスタイルが自分に合っていた

建設業を志す理由として、ものづくりが好き、地図に残る仕事がしたい、大きい仕事がしたい等それぞれあると思いますが、私の場合はその全てに当てはまっていました。建物ができることで地域の生活が豊かになり、社会貢献に直結する仕事だと思ったのも大きいです。
何より仕事を通じて手に職をつけて成長していきたいと考えていたので、資格取得補助にも積極的で、若いうちから責任ある仕事を経験できる重藤組は自分にぴったりだと感じました。
所員として、いくつかの現場を経験していく中、チャンスは想像よりも早く巡ってきました。
入社4年目に初めて所長として現場を任せてもらうことになったんです。
業者の選定、スケジュールの管理、自分で予算を管理しなければならない重い責任、どれもが初めての経験で、正直とても不安でした。納期がある仕事ですので、「間に合わなかったらどうしよう」という思いも常にありました。しかし、上司から「大丈夫」と背中を押してもらい、温かく見守ってもらったことで自信に繋がりました。自分自身の心持ちとしても、「誰にでも最初の経験というものはあるんだ」、「今までにやってきたことを思い出せば大丈夫だ」、と常にポジティブに考えて仕事をしていました。
困ったことは上司に報告し助言を頂いたりと、何とか対処して無事工期内に終えることが出来ましたが、コミュニケーションには一番苦労しました。現場で働いてくださる協力業者の皆さんや、自分の部下になる所員、様々な立場からいろんな意見が出てきます。向こうの意見も聞きながら仕事のお願いをしなければならず、自分のことで精いっぱいのうちは本当に大変でした。自分が部下としてついた所長の良い部分を真似しながら試行錯誤でしたね。
コミュニケーションの大切さ、難しさは今でも感じていることで、とても勉強になりました。

現場での全ての経験が自分の自信になる

それから、徐々に規模の大きな仕事を任せてもらうようになりました。その中でも特に印象に残っているのが、昨年担当した100部屋の学生マンションの新築工事です。これにはかなり苦労しました。
工期が短く、さらに積雪の多い地域で、冬には雪の影響もかなり受けました。組んだ足場に氷柱が出来てしまい、事故を防ぐために、工事が終わって皆が帰った後、一人ハンマーで氷柱を取り除いたりもしました。納期も絶対にずらせない状況で、まずは雪かきから始めないと作業にならないくらいだったので、上司も心配してくださっていましたが、自分としては工期内に間に合う見通しは立っていました。
工期が短いなら人数を集めなければならない、人数を集めるには早めに手配しないといけない、そうやって一つずつ目の前の課題をクリアしていくように、何度もスケジュールを組みなおしました。業者さんに協力していただき、また、所員も積極的に動いてくれたおかげで無事工期内に完成することが出来ました。
最初は様々な問題が立ちふさがり、大きな壁に感じましたが、少しずつ崩して対処していくことで乗り越えられる壁になりました。一つのトラブルが大きなトラブルを呼ぶこともあるので、すぐに解決することを常に心がけています。
今までの経験から、コミュニケーションに重きを置いていたのも大きかったと思います。コミュニケーション次第で仕事が良くも悪くもなります。モチベーションが低いと仕事の対応も後手になってしまうので、協力業者の皆さんと一緒に作業をしたり掃除をしたりしながら、コミュニケーションのきっかけを作っていました。そこでの会話から仕事の相談が出てきたりもするんです。
苦労した分、大きな自信につながった現場です。

成長のチャンスをどれだけ掴めるか

重藤組で働いていて思うのは、「成長するチャンスがたくさんある」ということ。私自身、若いうちから現場を任せてもらい、徐々に規模の大きい現場も任せてもらえるようになりました。所長として現場を任されると、より俯瞰的に物事を見ることが出来るようになるので、責任ある立場を若いうちから経験出来るのは大きいですね。仕事の内容をしっかり評価してくれて、自分の頑張り次第でどんどん成長のステップを踏んでいけると思います。そんな雰囲気が自分にとってやりやすかったし、成長に繋がったと思っています。
重藤組には私のような20代~30代の若い所長も多く、同世代の活躍も励みになっていますし、情報交換をして刺激をもらっています。
また、現場監督というと男性のイメージが強いと思いますが、女性も男性も関係なく活躍しています。年齢、経験、性別、そういった敷居があまりないですね。
若手を見守りながら育てていこうという考えが根付いているのだと思います。社長や部長も現場を気にかけてくださり、よく見に来て声をかけてくれます。

大変な現場も多くありますが、一つの現場を経験するごとに自分の自信につながっているのを感じます。これからも日頃の仕事の質を上げ、より確実な仕事が出来るように頑張りたいです。
そして、今の上司や先輩方に追いつき、今まで経験したことが無い様な大きい仕事も安心して任せてもらえるような存在になりたいと思っています。